このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2006年4月号
掲載日:2006.09.27
産業特集

公益事業

DOE、請負業者向けの新しい安全規則を発表

 ワシントン― エネルギー省(Department of Energy: DOE)はこのたび、統一労働安全基準を打ち立てた新しい規則を発表した。規則は、全省規模で遵守を義務づけており、規則に従わなかった請負業者については、罰金を課す。

新しい規則では、核エネルギー以外のDOE請負業者はすべて、労働安全衛生庁(OSHA)の該当する安全衛生基準を遵守せねばならない。請負業者はまた、現場単位で、総意で形成された安全衛生基準にも従う義務がある。

「過去、安全衛生基準は、現場毎、請負業者毎に違い、保護基準が不統一であった」と、同省のジョン・S・ショー環境・安全・衛生担当次官補(John S. Shaw, Assistant Secretary of Energy for Environment, Safety and Health)は述べた。「DOEの実績はゆるぎないものであるが、本規則で、請負業者は、安全慣行を絶えず改善していこうとの意欲を引き出されるであろう」。

 最終規則10 CFR 851は、同省環境・安全・衛生局のウェブサイト、www.eh.doe.gov/health/rule851/851/final.html(別窓)で閲覧できる。