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NSC発行「Safety + Health」2001年2月号

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スーパーファンド所有地の清掃費10億ドルの拠出で合意


 連邦省庁、カリフォルニア州政府とアベンティス・クロップサイエンス社は、カリフォルニア州レディングのアイロン山にあるスーパーファンド(有害産業廃棄物除去基金)所有地の清掃にかかる費用およそ10億ドルを拠出することで合意した。

 アイロン山現場は、世界で最も酸性の鉱業排水源で、国内最大の有毒金属の原点である。初期の改善策前は、この鉱山は、サクラメント川上流に一日あたり1トンもの有毒金属をたれ流していた。

 アベンティス社は、今後30年間の当地の清掃・維持にむけ、ITグループを手配。同社はまた、2030年に、将来の所有地維持費用として、連邦および加州政府に5億1,400万ドルを支払い、自然保全プロジェクトに1,100万ドルを支払う。