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NSC発行「Safety + Health」2001年2月号
ニュース
衛生関係者、米国・メキシコ合同衛生チームを結成
昨年11月、テキサス州エルパソに、国境の両方から衛生担当官が集い、米国・メキシコ国境衛生委員会の発足式を開催した。
委員会は、各国13名ずつ計26名の委員からなり、共有の衛生問題を討議し、国境沿いの住民の衛生改善策を模索するフォーラムとして機能する。
国境沿いの住民らは、貧困水準が高く、生活水準も標準未満で、医療機関もなく、環境問題が多々あることも重なり、きわめて悪い衛生状態にある。
委員会は、最初の1年間で、米国平均の3倍にものぼる国境沿いの結核罹病率を下げ、農場労働者や住民の殺虫剤中毒を減らそうと期している。
委員会は、1994年に、米国・メキシコ国境衛生委員会法が可決して、発足した。連邦予算500万ドル強が拠出された。
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