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NSC発行「Safety + Health」2001年2月号



OSHAの最新情報



OSHA、違反続行で企業を召喚


 OSHAは、テキサス州タイラーの鋳鉄工場、タイラー・パイプ社で、2000年6月29日、整備工1名が死亡した事故を調査、6件の故意の違反を含む17件の安全衛生違反で召喚、100万ドル強の罰金を要求した。

 OSHAによると、整備工は、ベルト、プーリー(滑車)、コンベヤーが動いている時に、機械のピットに1人ではいり、いつもどおり整備にあたっていた。また、整備工は、閉鎖的な空間で働く際に必要な許可も得ず、働いていた。

 事故に先立つ1年弱前、OSHAは、タイラー・パイプ社を、閉鎖的空間、ロックアウト・タグアウト基準の違反で召喚した。OSHAによると、同社は、5回の事故調査を含め、32回の労働監督を受けていたが、整備工の60%以上が業務中に負傷。このなかには、2件の死亡事故、「数多くの」切断事故が含まれている。

 OSHAはまた、メイン州ターナーの旧ディコスター・エッグ・ファームの後継4社に対し、種々の安全衛生違反で、計125,600ドルの罰金を要求した。ディコスター社は、A・J・「ジャック」・ディコスターが、元従業員の所有する卵生産・売買会社4社と契約を結んだ後、1997年に、労働安全衛生法違反による200万ドルの罰金の支払いに合意。OSHAは、1999年、この4社に対し、224,625ドルの罰金を追徴した。

 4社は、いずれもターナーに所在するメイン・アグ・LLC、メイン・コントラクト・ファーミングLLC、PFSローディング・サービスおよびターナー・メインテナンス&サービス社。

 タイラー・パイプ社の職員および4社の弁護士は、コメントに応じなかった。