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NSC発行「Safety + Health」2001年2月号



OSHAの最新情報



OSHA、安全違反で企業を召喚


 OSHAは、おとり照明弾その他の軍用発光弾を製造する、フロリダ州ペリーのMEIホールディング社を、10件の故意の違反を含む60件の安全衛生違反で召喚、832,000ドルの罰金を要求した。これは、2000年5月1日、1名が死亡、1名が重傷した爆発事故を受けたものである。

 OSHA担当のチャールズ・ジェフレス労働副長官によると、同社は、11回の労働監督を受けて、安全衛生基準については「よく認識していた」にもかかわらず、5月1日と同様の製造工程で、同様の爆発事故を数ヶ月前に起こしていた。同社のデイビッド・コール社長は、コメントを断った。

 OSHAはまた、労働者を危険な掘削作業に従事させ、重傷を負わせたとして、6件の故意の違反を含む9件の違反で、オハイオ州ポーツマスのブーン・コールマン・コンストラクション社を召喚、348,600ドルの罰金を要求した。OSHAによると、ポーツマス担当職員は、この掘削業者に対し、従業員2名がからくも負傷を免れた落盤後も、安全な掘削慣行を守るよう、説得を試みていた。

 同社の所有者、ブーン・コールマン氏は、コメントに応じなかった。