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NSC発行「Safety + Health」2001年3月号
分野別
安全情報
感電死が建設死亡災害の主な原因
建設業界では、感電死が死亡災害の第4位の原因になっている。1997年労働統計局データによると、毎年平均して140人の建設労働者が感電死している。労働者権利保護センターは、以下の手段を取ればほとんどの場合、感電死を免れることができる、と言っている。
建設労働者に対する注意事項:
- 実施する作業について適切な訓練を受けていることを確認すること。
- 機械および動力工具は接地するか、二重に絶縁すること。
- すべての延長、電源コードを使用前に点検し、損傷のないことを確認すること。
- 検査、修理の前にすべての工具、機械の電源プラグを抜いておくこと。
- 通電中の架線電力線からは最低10フィートは離れること。
- 金属またはその他の導電性物体を通電中の電気回路、部品から離しておくこと。
請負業者に対する注意事項:
- 電気の安全についてのOSHA規則を順守すること。
- 電気の安全について従業員を訓練すること。
- 作業を始める前に、電力会社に連絡し、架空電力線への送電を止めるか、絶縁すること。
- 通電状態での作業を要求された場合、所有者、顧客に電力を止めて作業することは、不可能なのか、大きな危険を生じるのか、を確認すること。
- 通電中の電力回線、部品を扱う作業をする場合には、必ず許可システムに規定する手順に従うこと。
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