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NSC発行「Safety + Health」2001年3月号
ニュース
チャオ労働大臣、労働、安全衛生問題で「公開対話」を約束
先日、上院の承認審問で、エレイン・チャオ労働大臣は、労働安全衛生法(OSHA)をめぐる諸問題にどう取り組むかについて、あたりさわりのない答弁をした。
元運輸副大臣で、平和部隊部長、ユナイティッド・ウェイ会長兼最高経営責任者(CEO)も務めたチャオ長官は、承認審問中、労働安全衛生問題を「複雑で」「込み入った」と度々形容。論議の絶えない新エルゴノミクス基準について、とりわけ上院衛生・教育・労働・年金委員会の民主党議員から、支持するよう公約を求められた時は、同規則改定の可能性を否定しなかった。
しかし、大臣は、エルゴ問題の賛否両論をめぐる懸案事項を理解していると述べた。「皆さんと、公開対話を設けます。あらゆる見解を考慮に入れようと思います」と、上院議員らに約束した。
エルゴ基準は、技術的には、ブッシュ政権発足の4日前、1月16日に発効した。しかし、使用者が遵守義務を遂行せねばならない実際の発効日は、10月15日である。
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