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NSC発行「Safety + Health」2001年3月号

ニュース


薬物乱用は障害、とカナダ裁判所

オンタリオ州控訴院は、最近下した判決で、薬物・アルコール乱用は、オンタリオ州人権法典が適用される身体障害であると確認した。

この訴訟事件では、微妙な立場にある従業員に,現在または過去の薬物乱用歴を明らかにするよう義務づけていた職場政策に挑んだ従業員が勝利した。この従業員は、8年前の薬物乱用問題(その後はない)を表明したのち、配置転換された。従業員は、身体障害を理由とした差別だとして、人権侵害を訴えた。

オンタリオ州人権委員会は、この判決を受け、薬物・アルコール検査政策を改定した。