このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2001年3月号

OSHAの最新情報


OSHA、無作為監査を増やす予定

使用者による労働傷病記録の正確さをよりよく判定するため、OSHAは、およそ250の事業所に対し、無作為抽出による記録保存監査を準備中である。

この計画では、使用者8万人から得た1999年度のデータのいくつかを監査し、その分析を行政管理予算局に報告する。OSHA職員によれば、これで、使用者が実際どう記録しているか、速写できるとしている。

しかし、ブッシュ政権が規制面で漸進政策を展開すると、この計画もその影響を被る可能性がある。「監査は見合わせると思いますよ」と、ワシントンの大規模使用者団体、LPAのティム・バートル一般顧問補は述べた。 

OSHAは、1996年から1998年にかけて記録されたデータについても、このようなの監査を行った。これによると、約90%の使用者は、労働傷病記録を正確に記録していた。しかし、組合側評者は、監査は欠陥ありと主張していた。