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NSC発行「Safety + Health」2001年4月号
ニュース
東南アジア諸国連合(ASEAN)、安全局を新設
インドネシア、ジャカルタ − 東南アジア諸国連合(ASEAN)は、域内の労働基準を国際水準に引き上げるため、域内初の労働安全局を創設した。この動きは、域内貿易の自由化と経済統合をめざす20年計画の一環である。
このような組織については、1976年、労働活動家が提案していたが、ASEAN指導部は、地域の競争力をそぐとして破棄した。国際労働機関(ILO)などの団体の圧力で、1990年代半ば、この問題が再浮上した。
新組織は、訓練、調査プログラムを実施し、また、域内各国の労働基準を調和して、労働安全を増進する。
ASEAN加盟国は、タイ、シンガポール、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、インドネシア、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ベトナムである。
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