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NSC発行「Safety + Health」2001年4月号

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NIOSH、小企業に支援を提供

ワシントン − 小企業の死傷予防を支援するため、NIOSH(国立労働安全衛生研究所)は、政府機関や専門家団体、教育機関など、何百もの団体による無料の労働安全衛生訓練、ビデオ、刊行物、その他の情報源を記載した新しいガイドを提供している。このガイドには、NIOSH刊行物の包括的なリストも掲載されている。
 NIOSHの定義でいう、一事業所あたり従業員100人未満のいわゆる小企業には、米全土の労働者の半数以上が働いている。小企業における傷病費用は、一傷病あたり平均300ドルである。これが、危険性の高い産業ともなると、平均5,700ドルに上る。従業員10名以下の最小規模の企業では、民間部門の労働者総数の15%しか雇用していないにもかかわらず、死亡労働災害の3分の1を占める。
 「小企業向け安全衛生情報源ガイド」(Safety and Health Resource Guide for Small Businesses)〔無料〕は、電話800-356-4674または、www.cdc.gov/nioshで入手できる