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NSC発行「Safety + Health」2001年6月号
ニュース
インテルCEO、安全緑十字賞を受賞
イリノイ州アイタスカ − 全国安全評議会(NSC)は、クレイグ・バレット・インテル社社長兼最高経営責任者(CEO)の職場の安全および法人シティズンシップに対するコミットメントを評価して、同氏を、2001年度のNSC緑十字メダル受賞者に選出した。
1993年、カリフォルニア州サンタ・クララ市にある同社の安全衛生水準は、産業平均並みであった。バレット社長や幹部らの挑戦に応じ、1998年までには、同社は、半導体産業における従業員・請負業者の安全実績で、世界のリーダーとなった。1996年から
2000年までの間に、実績は大きく改善され、NSCによれば、2千件以上の記録すべき負傷を回避した。
インテル社が基準とした従業員安全衛生プログラムも、同様の改善を示した。1998年以来、負傷率は48%、1994
年以来では、80%減少した。過去4年間、記録すべき傷病は、年平均30%減少した。OSHAの測定によると、同社は、2000年、従業員
100人当たりの傷病率 0.27を世界規模で達成した。同社のマレーシア工場では、昨年10月、記録すべき負傷や労働損失日数を伴う負傷はゼロで、8百万延労働者時間を達成した。
「バレット博士の事業運営哲学は、労働安全衛生、環境責任と地域社会サービスへのトップのコミットメントの典型を示している。他企業もすべて、みならうべきである」と、NSCのアラン・マックミラン会長兼最高経営責任者(CEO)は語った。
「インテル社では、市場で利潤を追求するのと同じ手法で、環境・安全衛生を追求している」とバレット社長。「このコミットメントは、役員から従業員一人一人に至るまで、全社的に組み込まれている。従業員と請負業者者は、協力して、近年の見事な成果を達成した」。
安全緑十字メダルは、6月 25日、ニューヨークでの毎年恒例のNSC資金調達晩餐会で、バレット社長に授与される。
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