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NSC発行「Safety + Health」2001年7月号
ニュース
上院での勢力交替で、内閣の任命が遅延
上院で民主党が優勢を得、内閣の主要ポストは、恐らく今年末までの間、空席のままとなる可能性がある。
EPA(環境保護局)、連邦危機管理庁等各省庁の322席の上級ポストのうち、76席は、期日までに確定。全ての政府機関を含む、より広いくくり方では、492席中108席の任命が確定したと、USAトゥデイ紙は報じた。
ワシントンのブルッキングズ研究所によると、印刷開始時点で、労働省の任命ポスト18席のうち、埋まったのはわずかに6席。厚生・人的サービス省では、15席中3席であった。
任命における最大の障害は、全ての任命ポストに要する複雑な背景調査で、これに数ヶ月を要すこともある。背景調査は、ホワイト・ハウス、上院のほか、FBI、行政倫理局など、いくつかの政府機関も加わって、実施される。
通常、任命ポストは、夏までに埋められる。クリントン前大統領の任命は、1993年秋まで承認されなかった。専門家は、ブッシュ新政権が全陣容をそろえるのは、2002年になるだろうとみている。
人材募集中
大統領任命の閣僚ポストはすべて上院で確定されたものの、次官ポストの大半は、空席のままである。
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役職数 |
確定ポスト |
農務省 |
14 |
5 |
商務省 |
24 |
9 |
国防省 |
45 |
10 |
教育省 |
15 |
1 |
エネルギー省 |
16 |
5 |
環境保護局(EPA) |
12 |
1 |
連邦危機管理局 |
4 |
0 |
厚生・人的サービス省 |
15 |
3 |
住宅都市開発省 |
15 |
4 |
内務省 |
16 |
0 |
司法省 |
34 |
5 |
労働省 |
18 |
6 |
国務省 |
47 |
17 |
運輸省 |
17 |
3 |
財務省 |
19 |
2 |
復員軍人省 |
11 |
5 |
出所:大統領任命イニシアチブ、ブルッキングズ研究所
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