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NSC発行「Safety + Health」2001年7月号

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個人用保護具2大メーカーが合併

ロードアイランド州スミスフィールド市 − バコ―USA社株の過半数を保有するバコー(株)社とクリスチャン・ダロー(株)が合併に合意した。これで個人用保護具の最大手の一つが誕生する。
 バコ−USA社は、1993年、バコー(株)の100%子会社として設立された。2000年の年間売上は、3億2千万ドルと発表。バコー社の製品群としては、ユべクッス社(視覚保護具)、ハワード・ライト社(聴覚保護具)、パーフェクト・フィット社(安全手袋)、バイオシステムズ社(循環式呼吸器用ガスモニター及び試験器)、サバイブエア社(呼吸器官保護具)、ホワイティング+ディビス社(ステンレス製メッシュ製品)、プロ-テック社(呼吸器、現在サーバイブエアの一部)、ティトマス社(安全フレーム)、レーザービジョン社(視力矯正手術会社)とレイズ-R・シールド社(眼鏡レンズ及び一般の安全眼鏡)を含む。
 クリスチャン・ダロ―・グループは、仏サン・クロード市で1957年の創立。視力・聴力保護、落下防止と呼吸用具、サン・レンズを専門とする。2000年の売上高は2億5千6百6十万ユーロで、1999年の約41%増となった。
 バコー(株)の会長、社長、最高経営責任者でバコ−USA社の共同会長であるフイリップ・バコー氏は、新会社で、クリスチャン・ダロ―(株)のフィリップ・アルフロワ会長と共に共同社長に就任する。