このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
 |
 |
|
NSC発行「Safety + Health」2001年8月号
ニュース
3名が、安全殿堂入り
イリノイ州アイタスカ市 − アトランタ市での第89回NSC(全米安全評議会)年次会議&展示会で、安全衛生専門家3名の国際安全衛生殿堂入りが決定される。式典は、9 月24日。新会員は、スウン-シック・チャン、ダニエル・E・デラギウスティナ、ジェイムズ・W・ブリンクリーの三氏である。
スウン-シック・チャン氏は、韓国労働安全衛生局の発展に貢献、労働者保護の初の法的枠組みとなった、産業安全衛生法を草案した。また同氏は、現在、労働安全衛生調査研究所として知られている、災害防止技術、統計、職業病を研究する調査機関の設立に尽力した。
ダニエル・E・デラギウスティナ博士は、モーガンタウン市にあるウエスト・バージニア大学の安全環境管理学大学院プログラムを創設し、全米最高水準の一つに育てあげた功績が認められた。博士は、7冊の教本を執筆、多くの法人安全専門家が、これらの教科書を、社内安全衛生プログラムの開発、実施、保持に利用している。さらに、運輸省は、障害のある生徒の安全移送改善に向けた博士の勧告を実施した。博士は、小誌の編集指導委員会のメンバーでもある。
ジェイムズ・W・ブリンクリー氏は、安全衛生の多方面にわたる開拓者である。同氏は、NASA(アメリカ航空宇宙局)のスペース・シャトルの開発に携わった。ベトナム戦争中、同氏は、ジェット噴射による脊髄損傷を50%から12%に減少させた、空軍システムを設計した。自動車輸送分野におけ氏の研究は、エアバッグ装置生産の基礎を確立した。同氏は、オンタリオ州ケスウィック市の国際落下防止協会の創立メンバーであり、「落下防止の原則」の著者でもある。
|
|