このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
 |
 |
|
NSC発行「Safety + Health」2001年8月号
OSHAの最新情報
チャオ労働長官、OSHA記録保持規則を推進
エレイン・チャオ労働長官は、労働災害記録保持に関するOSHA規則を、2002年
1月1日付けで正式に施行すると発表した。新規則は、労働者の関与を増し、簡単な書式を作成、OSHA規則の要件を満たすのに、コンピューター利用を認め、使用者により柔軟性を持たせている。
「本規則は、労働者のための職場の安全に向けた、大きな一歩である」とチャオ長官。「平易な言葉を用いており、使用者の意思決定過程を簡略化している」。
しかし、労働省は、本規則の記録保持要件について2件の修正を提案しており、これに対するコメントを求めている。同省は、「深刻な」健康状態として記録すべき聴力損失レベルについて、さらに調査するまでの1年間、業務関連聴力損失の記録基準の実施を延期するよう提案する。医療関係者と州労働者災害補償制度は、現行規則の聴力損失基準を支持しないとコメントした。さらに、同省は、記録保持規則上の「筋骨格系障害」の定義と、OSHA記録書の筋骨格系障害欄についての使用者の点検義務を、1年間延期すると提案。全米各地で7月に3回開催された、エルゴノミクス討論会で決定した課題は、「エルゴノミクス的傷害」および「筋骨格系障害」の定義付けに活用される。
JICOSH註)
新しいOSHA記録保持規則についての紹介ページ
http://www.osha-slc.gov/recordkeeping/index.html
新しい記録保持規則
http://www.osha-slc.gov/FedReg_osha_data/FED20011012.htm
|
|