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NSC発行「Safety + Health」2001年9月号

ニュース

安全専攻の学生、減少の一途

イリノイ州デプレ-ンズ― 米国安全技術者協会(American Society of Safety Engineers:ASSE)によると、労働安全衛生・環境管理のキャリアを目指す学生が減りつつある。この減少傾向は、2年前に始まったと同協会は述べた。
この傾向に歯止めをかけ、安全専門職の将来を保障しようと、同協会は、対策を講じた。同協会の理事会は、最近、安全衛生・環境担当教職員のニーズや目的に焦点を当てた教職者実務専攻の設置を承認した。
教職者実務専攻は、大学、単科大学の教職者を対象に、今秋、調査を行う。調査では、安全関連単位の取得に、より多くの学生の関心を引くにはどうすればよいか、意見、アイディアを募る。
「この教職者実務専攻で、この職業が直面している危機を政府機関に認識させるに足る洞察が得られればと願っている」と、米国安全技術者協会のエディ・グリーア会長は語った。