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NSC発行「Safety + Health」2001年9月号

ニュース

EPA、有毒化学物質の取り扱い規定を公布

 ワシントン − EPA(環境保護局)は先日、41種の化学物質について、生産量、使用方法、暴露関連データの提出を製造業者、輸入業者に義務付ける、最終規則を公布した。
政府当局は、現行の暴露限界値は、半導体産業その他の労働者を肺がんから保護するには、不十分ではないかと懸念している。
同規則は、半導体、自動車ベアリングその他の製品製造に用いられる37種のインジウム、金属、化学物質及び4種のその他の化学物質を対象としている。同規則は、政府請機関試験委員会が、危険評価のための情報収集を目的とした規則を公布するようEPAに要請したのを受けて、有害物質管理法(Toxic Substances Control Act)の下、公布された。データが収集されれば、同委員会は、化学物質の調査を続行すべきか決定する。