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NSC発行「Safety + Health」2001年9月号

OSHAの最新情報


下院法案、OSHAの2計画を支持
 トーマス・ペトゥリ下院議員(共和党、ウィスコンシン州)の提出した法案は、安全衛生を推進する模範的な事業場を奨励する、OSHAの自主的保護プログラムを成文化する。
 ペトゥリ議員によれば、7月中旬に14名の共同発起人を得た同法案は、「プログラムの突然の取り消しにより、プログラム参加者が足をすくわれることのないよう」保証するものである。同法案は、本プログラムの発展を促す。
 自主的保護プログラムでは、使用者は、OSHA要件を上回る水準で安全衛生プログラムを実施することを確約し、OSHAが各プログラムを点検の上、一般的監督リストからこれらの使用者を外す。現在、735の事業場が参加しており、これらの傷病率は、産業平均の60%を下回る水準となっている。
 これとは別に、ロバート・アンドゥルー下院議員(民主党、ニュージャージー州)は、州労働安全衛生当局が州・地方公務員を保護していない諸州で、連邦労働安全衛生保護法規を拡張適用しようとしている。