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NSC発行「Safety + Health」2001年10月号
ニュース
カビ関連疾患で、保険請求が急増
ニューヨーク − ここ数ヶ月、カビの大量発生によるシック・ビルディング症候群で、全米各地の学校が閉鎖されている。学校がメディアの注目を浴びているが、カビ問題は、学校に限らない。
ニューヨークを拠点とする保険情報研究所によると、保険会社に対するカビ関連の支払い請求が、事務建物や家屋を含めて、昨年は著しく増加した。アトランタ市の疾病対策予防センターによると、ある種のカビへの暴露は、高濃度の場合、一般的に花粉症に似たアレルギー症状などを起こす。
家屋や建物所有者に対して、カビが保険証券で担保されているかどうかは、カビがどのように発生したかによる。保険情報研究所は、配管の破裂など、担保範囲の直接結果については、補償される。しかし、湿気、結露、水漏れや出水によるカビは、補償されない可能性が高い。これらの場合は、保全問題とみなされる。
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