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NSC発行「Safety + Health」2001年10月号

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上院、情報・規制問題局長にグラハム氏を承認

 ワシントン − 上院は、先日、元ハーバード大学リスク評価センター所長であった、ジョン・D・グラハム哲学博士のホワイト・ハウス事務局情報・規制問題局長就任を承認した。
グラハム氏の指名には、異論があった。大統領予算局の一部である情報・規制問題局は、規制当局から規制が出されるかどうか、またどういう形で出されるかという点で強力な統制力を行使するが、同氏は、OSHA支持者からは、規制反対派として、またOSHA規制産業の盟友と目され、広く批判を招いていた。しかし、同氏は、情報・規制問題局長の前任者の大半を含め、多くの人々から、堅い支持を得た。他方、民主党政権下で政府の規制担当の要職にあった人々は、反対した。