このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2001年10月号

OSHAの最新情報


当局、アスベスト規則・対策は十分と証言

 連邦政府三機関は、現行法規や対策は、アスベストからの労働者、消費者保護に十分であると証言した。
 OSHA(労働安全衛生庁)、EPA(環境保護局)および保健社会福祉省(Department of Health and Human Services)の職員らは、上院衛生・教育・労働・年金委員会の委員であるパティ・マリー上院議員(民主党、ワシントン州)の質問に答えて証言した。同議員は、先日、同委員会のジョン・ヘンショーOSHA新長官に対する追認聴聞会で、連邦規模でアスベストを徹底禁止とすべきかどうかという問題を取り上げたが、この問題を調べるため、独自の聴聞会を設けた。
 ヘンショー氏就任前にOSHA長官代行を務めたR・デイビス・レイン氏は、当局は、これまでの30年間、アスベスト暴露を規制する数多くの基準を公布したなど、他の問題も含めて証言。当局は、また1995 年10月以降 15,691件のアスベスト基準違反で、使用者を召喚したとも述べた。