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建設業での死亡原因のトップは屋根からの墜落

資料出所:National Safety Council (NSC)発行
「Safety + Health」2001年10月号 p.22
(訳:国際安全衛生センター)


テネシー州ノックスビル発 − テネシー大学の最近の研究によると、屋根からの墜落と建設機器取扱いの不注意が、建設関連の死亡原因のトップを占めている。

この研究は、OSHAによる1999年の死亡事故の調査に基づいている。1991年以来、研究者は毎年この研究を実施している。

屋根からの墜落は1999年の死亡原因のトップで、建設関連の死亡の10.6%を占める。屋根からの墜落の原因としてもっとも多いのは、突風によるものか、または労働者の不注意だった。

2番目の死亡原因は建設機器に激突されたというものである。これは1999年の死亡事故の9.2%を占める。3番目の死亡原因は、労働者が機器の操作中に轢かれ、またはつぶされたことによるもので、6.1%を占める。

現在、研究者たちはチームを組み、もっとも頻繁に発生する種類の事故について根本的原因の究明に努めている。これらの研究結果は、今後、その資金を提供しているOSHAに報告される。