このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2001年12月号

ニュース

調査、欠勤改善への糸口をつかむ

 ロンドン − タバコ・コントロール(Tobacco Control Vol. 10, No. 3)の調査によると、喫煙者は、非喫煙者に比べ、病欠が多い。3ヶ月間に、航空機予約事務所の喫煙労働者は、平均4日間の病欠を取得したが、非喫煙者の病欠は、1.3日であった。以前喫煙していても、禁煙してからの年数が経っていればいるほど、欠勤率は著しく低下した。
 さらに、喫煙者は、生産性が低いのではないかとも調査チームは結論した。しかし、時間の経過に伴い、禁煙した人の生産性は、一度も喫煙したことのない人に匹敵するレベルにまで増えた。