このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
|
|
|
NSC発行「Safety + Health」2002年2月号
ニュース
ハドソン川の清掃で、GE社、5億ドルの費用負担
ワシントン − EPA(環境保護局)は、コネティカット州フェアフィールドを拠点とするジェネラル・エレクトリック(GE)社に対し、ニューヨーク州ハドソン川の上流から大量のPCB(ポリ塩化ビフェニル)を除去するよう命じた。これは、米国史上最大の浚渫作業となる。
1997年に連邦政府が禁止するまでに、ハドソン川に130万ポンドのPCBを投棄したGE社は、この浚渫作業に猛烈に反対した。同社の負担は、5億ドルとなる見込み。PCBは、オールバニー市の北約40マイルにあるフォート・エドワードおよびハドソン・フォールのGE社工場から出たもので、ハドソン川の川床に埋められた。
EPAは、PCBを、ハドソン川の魚を摂取する野生生物や人間に危害をもたらす、発ガン性物質に分類している。
誤ったスタートを切っておよそ25年、クリスティ・ホイットマンEPA長官は、「この重要な浚渫作業を推進する」と語った。
|
|