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NSC発行「Safety + Health」2002年2月号
ニュース
車内携帯電話の禁止気運、対米テロの影響で後退
ニューヨーク − 2001年11月1日、ニューヨーク州は、運転中の手持ち式携帯電話の使用を禁じた初の州となった。しかし、9月11日の対米テロで、人々は、携帯電話を、危険な注意散漫の元というよりは、むしろ生命線と見なすようになり、携帯電話の利用に対する否定的態度が減退してきている。
「数ヶ月前までは、2002年には、多くの州で、手持ち式携帯電話の禁止に向けた立法ラッシュになると言っていた」と、全米州議会会議のマット・サンディーン上席政策専門官は、USAトゥデイ誌に語った。「いまとなっては、定かではない。立法化を推進してきた巻き返し勢力が、一部後退してきた」。
全米州知事幹線自動車道路安全代理人協会のジョナサン・アドキンズ氏は、携帯電話は、安全面の便益を有する唯一の注意散漫の元であると主張した。「9月11日、われわれは、携帯電話の安全便益を確認した」とアドキンズ氏。
2001年12月1日から、ニューヨーク警察は、召喚通告を始めたが、裁判所は、初犯については、罰金100ドルを免除するという選択肢を有する。3月1日までには、この罰金免除は終了、ドライバーは、マイク付きヘッドホン、イヤホンまたはスピーカーフォンを使用しなければならない。
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