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NSC発行「Safety + Health」2002年3月号
ニュース
ブッシュ大統領、商工業地域再開発法案に署名
ペンジルバニア州コンショーケン − ブッシュ大統領は、連邦スーパーファンド(有害産業廃棄物除去基金)法を改正して、ブラウンフィールドと呼ばれる古い、または放置されたままの産業用地の清掃・再開発を奨励する法案に署名した。
スーパーファンド法下では、汚染された用地の所有者および経営者は、汚染へのかかわり具合を問わず、清掃費用を負う義務がある。EPA(環境保護局)によると、この清掃責任が、ブラウンフィールドの再開発を企業が避ける、強い動機づけになっているという。
小企業責任緩和・ブラウンフィールド再活性化法H.R.2869は、こうした用地の開発を希望する見込みあるバイヤー等に対し、責任保護を提供するものである。同法はまた、州・地方政府のブラウンフィールド評価・清掃プログラムに対する予算増を是認している。
同法は、ごみ埋立地に廃棄物を運び、このため用地を汚染することとなった小企業主に対し、責任保護を追加する。スーパーファンド法では、これらの事業主は、用地全体の清掃責任を負うとしていた。
署名するにあたり、大統領は、州および地方政府のブラウンフィールド再開発を支援するため、EPAの助成金を2003年度には倍に、すなわち、9,800万ドルから2億ドルにすると発表した。加えて、住宅都市開発省には、都市再開発のため2,500万ドルの予算を計上した。
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