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NSC発行「Safety + Health」2002年3月号

ニュース

職場でのすべり、転倒にANSI基準

 イリノイ州デプレーンズ― 職場でのすべり、転倒の削減に照準をあてた米国規格協会(ANSI)の新基準が、米国安全技術者協会で入手できる。基準A1264.2、「歩行/作業面でのすべり阻止手段の設置に関する基準」は、2001年7月2日、米国規格協会で承認された。
 米国安全技術者協会によれば、同基準は、OSHA基準やその他のANSI基準で用いられている用語「すべり阻止手段」をさらに明確に規定するのに必要であった。同基準は、マットと細長いじゅうたんの設置などといった床の特質などの分野での点検、すべりやすい環境への入所制限、適切な信号の設置など、適度に安全な歩行面や作業面を確保するガイドラインを提供するものである。その他のガイドラインには、履物の床との間の静止摩擦特性、物的管理、訓練と保守、作業面点検機器、床材の選択などがある。
 同基準は、米国安全技術者協会の会員については32ドル、非会員については48ドルで配布している。オンラインwww.asse.orgで、または電話847−699-2929で注文できる。