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NSC発行「Safety + Health」2002年3月号

OSHAの最新情報


労働者傷病率、最低値を記録 − 2000年

 労働統計局の報告によると、民間産業の職場の傷病率は、2000年度には、従業員100人当たり6.1件に低下、1999年度の6.3件から3パーセント減少した。
 2000年度の傷病率は、当局が1970年代初めに傷病統計の発表を始めて以来の最低記録である。傷病率は、より危険な建設業、製造業も含め、ほとんどの産業で低下し続けている。
 2000年度の傷病者数は、1999年度とほぼ同じ約570万人であった。しかし、延労働時間は、2パーセント上昇した。総労働損失日数率(total lost-workday rate)は、1999年度、2000年度とも3.0で、統計局が記録した最低値であった。