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NSC発行「Safety + Health」2002年5月号
OSHAの最新情報
OSHA、米造幣所の劣悪な労働環境を摘発
フィラデルフィア市の米国造幣所は、連邦監督官により、47件の重大安全衛生違反で摘発され、この世界最大の硬貨鋳造工場は、安全問題に取り組むため、1ヵ月間、硬貨の鋳造を中止すると発表した。 広範囲にわたる立ち入り検査で、危険な硬貨の積み上げや、機械の防護装置の欠如、避難手順の欠陥にいたる139件の違反が見つかった。 政府統計は、フィラデルフィア市およびデンバー市の造幣所は、連邦政府機関のなかでも最も危険な職場であることを示している。 安全問題のため、フィラデルフィア市の造幣所は、従業員教育と労働条件の改善を目指して、造幣を中止した。 「造幣所の従業員の安全と福祉は、もっとも重要である」と、ヘンリエッタ・ホルズマン・フォー造幣所長は述べた。 フィラデルフィア市のOSHA第3地域事務所のスポークスウーマン、ケイト・ドゥーガン氏は、同庁は、造幣所の対応に満足していると述べた。 「かれらは、問題に取り組む意向である」とドゥーガン氏。「OSHAは、できる限りの支援を申し出た」。
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