このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
|
 |
 |
|
NSC発行「Safety + Health」2002年5月号
OSHAの最新情報
OSHA法規、事業者の懐を痛打
新しい調査によると、労働安全衛生規則の遵守は、連邦諸法規のなかで最も費用がかさむ。
調査の回答者は、職場を規制する諸法規の遵守費用の1/3は、OSHA法規が占めると述べている。企業規模別にみると、小企業の場合、労働安全規則の遵守は、連邦諸法規の遵守の42%にあたる。
他の法規分類には、従業員手当、公民権規則、労働基準、労使関係法と採用決定法などがある。
連邦法規すべてを遵守するため、事業者は、従業員1人あたり平均1,070ドルを負担しており、労働安全衛生法規では、従業員1人あたりの負担は、567ドルとなっている。小規模事業者の場合、OSHA法規の遵守費用は、従業員1人あたり1,070ドルで、連邦法規すべての遵守費用は、2,573ドルであった。
本調査報告は、マーカタス・センターが、ワシントンにある全米製造者協会が実施した調査をまとめたものである。マーカタス・センターは、バージニア州アーリントン市にあるジョージ・メイソン大学の連邦法規監視団体である。
法令遵守は安くない
1,070ドル
従業員1人あたりの全法規の遵守費用
567ドル
従業員1人あたりの労働安全衛生法規遵守費用
出所:マーカタス・センター、2002年 |
|
|