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NSC発行「Safety + Health」2002年6月号
ニュース
バーリントン・ノーザン社、遺伝子検査訴訟を解決
ワシントン − バーリントン・ノーザン・サンタ・フェ鉄道会社は、雇用機会均等委員会が起こした訴訟を和解することに合意、遺伝子検査結果の提出を求めた従業員に対し、220万ドルを支払う。
雇用機会均等委員会は、テキサス州フォート・ワース市を拠点とするこの鉄道会社が、業務上の手根管症候群でクレームを申請した労働者に対し、ある遺伝標識調査のために血液検査結果を提出するよう求めた(本誌2001年5月号30頁、「遺伝学的傾向」参照)ことを知り、同社を提訴した。訴訟では、遺伝子検査は、米障害者法に違反していると争われた。
和解条件にもとづき、鉄道会社は、義務付けていた健康診断の一部として組み入れていた遺伝子検査を取りやめ、医療・クレーム担当者に対し、障害者法に関する強化訓練を実施し、上級管理職による医療政策・慣行の再検討を行う。
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