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NSC発行「Safety + Health」2002年7月号
ニュース
肥満は、喫煙や飲酒より深刻
カリフォルニア州サンタモニカ − 新しい調査によれば、過度の肥満は、喫煙や大量飲酒よりも肉体的な負担は大きく、健康管理費用もかかる。調査は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のRAND精神障害管理医療センター(サンタモニカ市)の研究員、ローランド・スターム氏が執筆した。
「肥満は、慢性疾患の発生、健康面での生活の質の低下や、健康管理・薬剤費の増加と、かなり高い関連性があるように見受けられる」と、調査は報告する。
同様のダメージは、(30歳から50歳への)わずか20年の加齢で引き起こされることを、調査は発見した。また、米国では、常習の喫煙者や大量飲酒者よりも、肥満症が多いことが判明した。
調査によると、健康管理面では、肥満は、健康管理費用を36%、薬剤費を77%引き上げる。喫煙や飲酒も健康問題を生起するとはいえ、喫煙の場合は、健康管理費用は2%、薬剤費は28%、飲酒の場合は、それより少ない割合で、増えるに過ぎない。
調査は、「健康問題(Health Affairs)」誌(Vol.21, No.2)に掲載された。
出所:健康問題、2002年
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