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NSC発行「Safety + Health」2002年7月号

OSHAの最新情報

OSHA長官、組織再編を計画

 ヘンショーOSHA長官は、主として、連邦‐州事業、政策、衛生基準と安全基準の4局に影響を及ぼす組織再編を提案した。
 ヘンショー長官は、本提案を実施する前に、エレイン・チャオ労働長官および労働省の承認を求めると述べた。この再編は、労働大臣の掲げる目標およびOSHAの最優先プログラムを実施できるよう、企図されたものである。すなわち、強力、公正かつ効果的な法規施行、遵法支援の拡大、パートナーシップの拡大と、全米での安全衛生をめぐる対話における先導的役割である。
 計画によると、連邦‐州事業局は、新しく、小企業支援室、パートナーシップ・表彰・アウトリーチサ―ビス・協力室や、既存の州プログラム室を包含する、協同・州プログラム局となる。
 政策局は、新しく評価・分析局となり、統計室、法規分析室が加わる。
 本計画はまた、基準・ガイダンス局を新設し、安全衛生の基準作成機能と、非規制アプローチの計画、開発、管理を結合する。
 最後に、変更の少ないところでは、遵法プログラム室(法規施行室から改称された)などをはじめとする事務室の移動や、アル・ゴア前副大統領の行政再開発計画のもと、創設された行政再開発室の廃止が挙げられる。