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NSC発行「Safety + Health」2002年7月号

OSHAの最新情報

新しい建設災害データの収集を発表

 ジョン・ヘンショーOSHA担当労働副長官は、新しい二つの建設安全データ収集イニシアチブを発表した。
 一つは、1万3千の建設会社から傷病データ収集を始めるもので、これは、アウトリーチ活動や遵法支援活動の基礎として、また、当局が一般産業で実施している集中監督プログラムと同様の、高危険度の事業場を対象とした集中監督の基礎として、活用する。
 データは、「建設業界で何が起こっているか、よりはっきりと現状を映し出してくれるだろう」と、労働副長官は、5月の労働者記念日式典で語った。
 当局はまた、人口統計学的データ収集を実施し、ヒスパニック系その他の移民労働者が死亡災害や重大災害に巻き込まれるのは、どのような場合か、また、言語の壁などの問題が事故に関わっているかどうか、正確に把握するよう努めると、ヘンショー副長官は述べた。