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NSC発行「Safety + Health」2002年9月号

ニュース

NSC、応急手当訓練プログラムを無料で提供

 イリノイ州アイタスカ − 9月11日の対米テロ1周年を記念して、全米安全評議会(NSC)は、人々が、緊急時により良く備えられるよう、機会を提供している。NSCは、応急手当&CPR(心肺蘇生法)の基本についての訓練プログラムを、9月11〜18日の週に、オンラインで、無料提供する。
 「過去一年間、緊急事態への備えについては、強い関心が寄せられた」と、アラン・C・マクミランNSC会長は述べた。「緊急事態の最初の数分間の行動が、生死を分かつ。しかし、何をすべきかということは、自然とわかるものではない。効果的な訓練こそ、適切な行動を自然な対応としてとらせる、唯一の方法である。9月11日の教訓の一つは、われわれは、緊急事態に備えるべきであるということである。応急手当&心肺蘇生法訓練の受講は、大人、子供を問わず、備えに向けた良い出発点であると、全米安全評議会は信ずる」。
 対話式「応急手当&心肺蘇生法の基本」訓練コースは、明快に提示された学習要点、高等な図表、対話式アニメーション、臨場感のある音響効果、短い映像、多数の演習を採用している。受講者は、実際の緊急事態の光景や音響を経験しながら、総合的な知識を取得できる。同コースは、標準2時間で完了。
 同コースを受講するには、NSCのウェブサイト、www.nsc.orgにログオンされたい。