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NSC発行「Safety + Health」2002年11月号

ニュース
2001年度労災死亡者数
 ワシントン − 労働省統計局労働死亡災害調査課の発表したデータによると、2001年には、9月11日の対米テロによる死亡者も含め、計8,786人が労働災害で死亡した。
 報告書によると、9月11日の対米テロでは、労働者2,886人が死亡した。この数字を除くと、労働災害による死亡者数は、2001年は5,900人であった。この5,900人は、2000年度に比べ、1%未満の微減。その結果、死亡率は、2000年、2001年とも、労働者10万人あたり4.3人と、同率であった。
 州レベルでは、2000年度に比べ、死亡者数が減ったのは、26州およびコロンビア特別区。一方、死亡者数が25人以上増えたのは、7州となった。
 報告書は、http://stats.bls.gov/iif/oshcfoil.htmで閲覧可。

労働災害による死亡者数が、25人以上減少した州
  2000年     2001年     減少  
アーカンザス 106   68 38
ルイジアナ 143 117 26
ノースカロライナ 234 203 31
サウスカロライナ 115   89 26
テキサス 572 534 38
アリゾナ 118   87 31
カリフォルニア 553 510 43
ケンタッキー 132 105 27

労働災害による死亡者数が、25人以上増加した州
  2000年     2001年     増加  
ペンシルバニア 199 225 26
イリノイ 206 231 25
アラバマ 103 138 35
ジョージア 195 235 40
オクラホマ   82 115 33
ワシントン   75 102 27
フロリダ 329 368 39

出所:労働省統計局、2002年