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NSC発行「Safety + Health」2002年11月号

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訓練で、職場の死亡者数減少 − サウスカロライナ州

サウスカロライナ州コロンビア − サウスカロライナ州では、事業者と政府が安全訓練により一層注力しているため、職場での死亡者数が減少したと、安全衛生専門家は主張する。
通信社、ナイト・リダ−社の報道によると、同州では、職場での死亡者数が、1999年以来36%減少した。連邦労働省および州政府労働省によると、2001年に業務上死亡したのは89人、これに対し、2000年は115人、2000年注)は139人であった。幹線道路での衝突その他の交通事故は、昨年の死亡原因のトップであったが、その数は、2000年の55人から37人に減った。
サウスカロライナ州労働・許可・規制省のスポークスマン、ジム・ナイト氏は、連邦政府による安全訓練活動や、州政府が企業に改善指導を行っている、工場や倉庫の自主的監督プログラムの重視を評価する。ナイト氏によると、同プログラムは、1999年以来、法律違反により召喚されていれば、計1,750万ドルの罰金が課せられたであろう約26,000件の事例を発見した。
「われわれは皆、活動の成果を目にしている」とナイトが語った。「アイディア全体は、事業者の参加を促し、死亡者数を引き下げるということである」。
注)1999年の誤記と思われる