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NSC発行「Safety + Health」2002年11月号

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EPA、作業車両の規制強化を計画

 ワシントン − 環境保護局(EPA)は、大型産業用エンジンは初めて、汚染物質の削減に向け、厳しい基準を満たさねばならなくなると発表した。
 大型産業用スパーク点火式エンジンは、新規則の規制対象となるエンジン等級を構成する。これらのエンジンは、フォークリフト、空港の手荷物運搬車両や発電機など、さまざまな産業用途に用いられている。EPAによれば、当局は、カリフォルニア州の1998年基準を、2004年までに全米規模で採用する。より厳格な要件は、2007年以降に発効する。
 新基準は、雪上車や全地形型車両(ATV)にも影響を及ぼす。基準が完全に実施されると、汚染物質の排出は、毎年2百万トン以上減る。