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NSC発行「Safety + Health」2002年11月号

OSHAの最新情報

OSHAのeツール、小企業をターゲット

 規制による小企業の負担軽減をめざすブッシュ政権の方針に従い、OSHAは、「eツール」と称する代物を発表した。これは、小企業や低有害サービス業、小売業を対象に、特定のOSHA基準を遵守するため、職場で緊急行動計画を実施するのを支援する。
eツールは、OSHAのウェブサイトからアクセスできる双方向性の手段で、企業は、クリックしていきながら、各々の準備具合やニーズを決めることができる。「OSHA専門家に尋ねよう」の章では、双方向機能で数多くの質問に答え、企業は、自社に対し、OSHAが緊急行動計画の導入を義務付けているかどうかを知ることができる。
 OSHAは、eツールは実際のOSHA基準や規則ではなく、法的義務もないことを強調している。