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NSC発行「Safety + Health」2002年12月号

OSHAの最新情報

OSHA、パートナーシップ、提携関係を続々発表

 OSHAは、産業界とのパートナーシップ、提携関係を積極的に構築しつづけている。
 OSHA、建設業者のAMECコンストラクション・マナジメント(株)、建築業経営者協会および建築・建設業協議会は、10月11日、ニューヨーク市近代美術館での30ヶ月間の建設プロジェクトに関し、建設現場安全衛生パートナーシップ協定を締結した。プロジェクトは、既存の設備を改修し、高さ140フィートと250フィートの鉄筋建造物2棟を新設する。パトリシア・クラークOSHA地域事務所長は、このパートナーシップが、ニューヨーク市の他の建設業者の安全衛生行動の改善を促すことを希望すると語った。
 OSHAはまた、米国食肉協会と提携関係を結び、両者間の長年の関係を正式化した。この提携関係では、具体的目標と優先項目を設けた。このなかで最重要なものとしては、労働安全衛生の確保に関わる情報の提供と、エルゴノミクス危害への暴露の低減と予防が挙げられる。
 OSHAと米国産業衛生協会(AIHA)も、エルゴノミクスを含む数多くの安全衛生分野で、優良な慣行と技術的知識を共有するよう、提携関係を締結したと発表した。