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NSC発行「Safety + Health」2003年1月号

ニュース

米国医師会、騒音性聴力損失に耳を傾ける

 シカゴ − 騒音性の聴力損失は、労働者が被る障害のなかでも、依然としてもっとも多くみられるもののひとつだが、米国労働環境医学学会(American College of Occupational and Environmental Medicine)は、先日、聴力損失に関する意見書を更新、これにより、さらなる調査を推進し、新しい研究を奨励する。
 「騒音性聴力損失」("Noise -induced Hearing Loss")に関する意見書(改訂)は、症状の特徴を特定し、臨床上配慮すべき点を列挙して、医師が、労働者の騒音性聴力損失を評価しやすいようにした。同大の意見書はまた、症状のある側面については、ほとんど理解を得られていないと主張、騒音性聴力損失の調査計画を作成すべきだと提案している。 
 意見書全文は、www.acoem.org/guidelines/article.asp?ID=53で閲覧できる。