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NSC発行「Safety + Health」2003年1月号
ニュース
大統領、スカリア労働省主席法務官の任期を延長
ワシントン − ブッシュ大統領は、2002年11月22日、ユージーン・スカリア氏を法務官代行として任命、これで、同氏の任期は、210日間延長された。 ブッシュ大統領は、議会が休会していた2002年1月、スカリア氏を労働省法務官として任命、上院の承認プロセスを回避した。議会休会時に任命されたスカリア氏の任期は、上院の承認が取れない限り、そして事実、取れずじまいとなったため、議会が第22回議会を継続審議とした時点で、切れていた。 上院民主党員らは、論争を呼んだスカリア氏の労働安全に関する著述、とくに廃案となったOSHA(労働安全衛生庁)のエルゴノミクス基準に対する同氏の立場を理由に、法務官任命をめぐる票決を妨害していた。 中間選挙後の大改造で、上院の支配権が共和党に移った今、ホワイトハウスがスカリア氏を再任命すれば、同氏は、ずいぶんと楽な承認プロセスを経ることができるだろう。
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