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NSC発行「Safety + Health」2003年1月号
OSHAの最新情報
OSHA、ベリリウムの職業性暴露に関し、コメントを募集中
OSHAは、ベリリウムの職業性暴露への取り組みかたについて、一般からコメントや情報を求めている。当局は、本題について、将来に向けた最善の行動方針を決定したいと、ジョン・ヘンショーOSHA長官は語った。 ベリリウムは、石炭、石油、ある種の岩鉱石、火山灰や土壌に含まれており、歯科医療器具、ゴルフクラブ、非発火性工具やさまざまな電子用途などに用いられている軽金属である。OSHAは、1999年9月、ベリリウム暴露の有害性について労働者への警報を出した。暴露により、慢性ベリリウム病という、多くの場合は致死的な、不治の肺病を引き起こすことがあるからである。研究者らは、低水準のベリリウムの粉じん、ヒューム、金属、酸化金属、セラミックまたは塩類への暴露は、それが短期間であれ、ベリリウム病を引き起こしうると述べている。 OSHAの募集している情報は、従業員の暴露状況、健康への影響、リスクアセスメント、暴露評価および監視手法、管理対策および技術的可能性、経済的影響、労働者の訓練、医学的監視、並びに環境や小規模事業への影響といったトピックを含む。コメント提出は、2003年2月24日締め切り。
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