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NSC発行「Safety + Health」2003年2月号
ニュース
NIOSHの新手法、ヒストプラズマ症の検出を簡便化
ワシントン − 国立労働安全衛生研究所(NIOSH)の報告によれば、同研究所は、呼吸器系感染症であるヒストプラズマ症を引き起こす可能性のある真菌類の胞子に、労働者が暴露される危険性があるかどうかを見極める、迅速かつ経済的な手法を開発、特許を取った。
新しい手法は、DNA分析技法を用いて、2日以内に、実験試料内のヒストプラズマ真菌莢膜(Histoplasma capsulatum fungus)を特定する。費用は60ドル。従来の手法だと、一試料あたり何週間もかかり、数百ドルと費用もかさんだ。NIOSHによると、旧式の手法は、時間と費用がかかり、時宜を得たやり方で業務上のリスクを低減する能力を減速させていた。
真菌は、広い範囲の土壌に生息する。暴露の恐れのあるのは、建設・解体労働者、橋梁検査員、塗装工、農業従事者、煙突掃除、屋根ふき、害虫駆除、庭師、暖房や空調システムの設置・サービス労働者などである。
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