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NSC発行「Safety + Health」2003年2月号
ニュース
全米安全評議会(NSC)創立90周年:「予防の父」 |
(標章の概観) |
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全米安全評議会(NSC)のもっとも知名度の高いシンボルは、疑いもなく安全緑十字である。
しかし、緑十字とNSCは、同時期にスタートしたわけではない。1913年、NSCの標章は、緑の地に白の十字を抜き、しばしば羽がつくこともあった、万国安全十字であった。緑は若さの象徴で、白は目的の純粋さと誠意、十字は救援活動を意味する。ふたつの羽は力と安全を象徴、合わせて保護を意味した。
1940年代に作られた緑十字は、寄付金集めの活動を識別するためであったが、一般人の目には、またたく間に、安全のシンボルとしてより良く認識されるようになった。「赤十字は、偉大なる「救済の母('Mother of Mercy')」。緑十字は、「予防の父('Father of Prevention')」とならんことを」との声さえ聞こえるようになった。
NSCは、1947年、安全緑十字を正式な標章として採用した。2002年、NSCは、もうひとつの十字を採用、これで、NSCの活動を識別することとした。
安全のリーダーであるNSCの創立90周年を記念して、本誌は、1年間を通じ、NSCの遺産のなかでも重要なものを紹介する。毎月号の90周年記念の囲み記事で紹介する、NSCの安全第一の取り組みにまつわる話題に期待されたい。
イラスト出所:全米安全評議会図書館 |
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