このページは国際安全衛生センターの2008/03/31以前のページです。
NSC発行「Safety + Health」2003年2月号

ニュース

スカリア氏、労働法務官を辞任

 ワシントン − ユージーン・スカリア氏は、労働省主席法務官として1年間務めたが、このたび、辞任した。
 労働省の新聞発表によると、スカリア氏は、1月17日、「労働省を去って、新たな挑戦に挑むには、今こそ好機である」と述べて、労働省法務官代行を辞任した。
 2001年のスカリア氏の任命は、論争を呼び、クリントン政権のエルゴノミクス規制に反対した同氏の立場に反感を持った労働組合や民主党員が、反対していた。
 ブッシュ大統領は、2002年1月、上院の確認プロセスを回避するため、議会の休会時に、スカリア氏を任命した。任期が11月で切れると、ブッシュ大統領は、法務官代行として同氏を任命した。
 労働省次席法務官、ハワード・ラズリー氏は、新たな任命があるまで、スカリア氏の後任を務める。
 スカリア氏は、米最高裁判所のアントニン・スカリア判事の子息である。