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NSC発行「Safety + Health」2003年2月号
OSHAの最新情報
OSHA、訓練センターを増設 |
OSHAは、最近、12あった訓練研修教育センターを、20(35か所)へと増設した。新設センターにより、OSHAは、訓練需要増に向けた目標の達成や、エルゴノミクス、ヒスパニック系労働者、若年者イニシアチブに対するアウトリーチ活動の一層の充実を図る。 向こう2年間で、当局は、民間労働者や連邦公務員も含めた訓練生を、2002年度の14,500人から倍増するという。これらの訓練センターは、イリノイ州にある当局の首位訓練施設であるOSHA訓練研究所を補完する。訓練センターは、主として、民間労働者、OSHA以外の連邦政府機関の職員の訓練を請け負う。 訓練センターは、全米規模での競争により選抜された。評価基準には、労働安全衛生分野での経験、非学術的訓練の経験、教室や実験設備の保有具合および地域全域への訓練提供能力などが含まれていた。OSHAは、学費を徴収しているセンターには、資金協力をしない。 1992年に作成された教育センタープログラムは、当局によるOSHAアウトリーチ訓練プログラムの運営を補佐する。本プログラムで、1週間のOSHA訓練者コースを修了した者は、建設業または一般産業の安全衛生基準の分野で、10時間または30時間コースを指導する資格を与えられる。2002会計年度には、25万4千人が訓練者訓練プログラムを受講した。 以下は、OSHA管轄地域別の訓練研修教育センターの一覧である。
地域1
地域2
- ロチェスター工科大学(ニューヨーク州ロチェスター市)
- ニュージャージー医科歯科大学(ニューブランズウィック市)、ニューヨーク州立大学毒物学研究センター(バッファロー市)、メトロポリタナ大学(プエルト・リコ、サンファン市)およびニューヨーク市大工地区協議会労働技術大学から成る共同事業体
地域3
- 国立資源センター(ワシントン市)
- 大学市科学センター訓練課(フィラデルフィア市)およびペンシルバニア州立インディアナ大学(ペンシルバニア州インディアナ市)との共同事業体
地域4
- ジョージア技術調査研究所(アトランタ市)
- サウスフロリダ大学(タンパ市)
- イースタンケンタッキー大学(リッチモンド市)
地域5
- シンシナティ継続医学教育大学、イースタンミシガン大学組織リスク低減センター(イプシランティ市)、全米自動車労組安全衛生部(デトロイト市)、ミネソタ大学中西部労働安全衛生センター(ミネアポリス市)から成る、五大湖OSHA訓練共同事業体
- ノーザンイリノイ大学(デカルブ市)、建設安全協議会(イリノイ州ヒルサイド市)、全米安全評議会(イリノイ州アイタスカ市)から成る、全米安全教育センター
- オハイオ・バリー建設教育基金(オハイオ州スプリングボロ市)、シンクレア・コミュニティ大学(オハイオ州デイトン市)から成る共同事業体
地域6
- テキサス・エンジニアリング・イクステンション・サービス(メスキート市)
- オクラホマ州立大学(スティルウォ−ター市)
地域7
- メトロポリタン・コミュニティ大学商業・技術センター(ミズーリ州カンザス市)
- セントルイス大学、カークウッド・コミュニティ大学(アイオワ州シダーラピッズ市)、大オマハ安全衛生評議会(ネブラスカ州オマハ市)から成る共同事業体
地域8
- レッド・ロックス・コミュニティ大学(コロラド州レイクウッド市)
- ロッキー・マウンテン・センター(ソルト・レイク・シティ)。ユタ大学(ソルト・レイク・シティ)およびソルト・レイク・シティ・コミュニティ大学システムの共同事業体
地域9
- カリフォルニア大学(サンディエゴ市)
- ウェストサイド・エナジー・サービシズ訓練教育センター(カリフォニア州ベイカーズフィールド市)
地域10
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