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NSC発行「Safety + Health」2003年3月号

OSHAの最新情報

会計検査院報告:OSHAには、活動実績測定システムがない

 ワシントン市の会計検査院の半期報告書によると、OSHAは、経営情報を欠いているため、遵法・監督戦略の効果を充分に測定できていない。経営情報は、いかに資源を配分すべきか、児童や日雇い労働者等とくに弱い立場の労働者のためにどう割り振るかを、当局が決定する際に役立つものである。
 「2003 Performance and Accountability Series and High -Risk Update」と題する報告書は、各省庁や主要政府機関の大多数における主要な経営課題とプログラム・リスクを分析している。労働省については、活動実績測定システムの欠如を指摘するほか、労働者保護責任を共有する他の機関とのより効果的な協調が必要であると、会計検査院は記している。
 報告書全文は、www.gao.gov/pas/2003で閲覧可。