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NSC発行「Safety + Health」2003年1月号

ニュース

クレーン、デリック基準、改正予定

 ワシントン − 労働安全衛生庁(OSHA)は、当局のことばによれば「産業界の幅広い支持」を得た、協議型規則作成プロセスを経て、クレーンおよびデリック基準の更新を予定している。
 OSHAは、クレーン・デリック基準協議型規則作成諮問委員会(Crane and Derrick Negotiated Rulemaking Advisory Committee)の委員リスト案を発行している。
 委員会は、協議を通じ、クレーンおよびデリックに関する現行の建設安全基準の改正案を作成する。国民は、委員会委員リスト案について、コメントを提出できる。
「協議型規則作成プロセスは、最終規則で著しく影響を受ける関係者らと協力し合うのに、最も効果的な方法である」と、ジョン・ヘンショーOSHA長官は述べた。「われわれは、関係者と協力して技術や作業工程の変化に対応した基準作りをするのを楽しみにしている」。
 OSHAは、委員会委員リスト案に対するコメントを評価してから、委員リスト確定版を公表し、委員会の設立を発表、委員会の第1回会合の予定をたてる。委員会の初会合は、晩春の予定。